9月13日(日)アゼリア大正ホール
コスメフェリーチェ株式会社presents「天王山2026」1回戦後半戦
観衆306人(超満員札止め)
第0試合 シングルマッチ10分1本勝負
×ルーカス・ファンタジア vs イライジャ・ヘンリー○
8:45低空バックエルボー→片エビ固め

第1試合 天王山2026 1回戦30分1本勝負
○KUUKAI vs アルティメット・スパイダーJr×
11:31クアトロミラグロス
※KUUKAIが天王山2026 2回戦進出
※天王山1回戦屈指の好カードから開幕。
共にライトヘビー級戦線でいながら今まで接点があまりなかった両者による公式戦1回戦。
天王山初出場のKUUKAIが勝つか、それとも不屈のスパイダーが勝つか共に負けられない一戦。前哨戦ではKUUKAI優位だった影響か、序盤はKUUKAIが先制。
スパイダーも丸腰となったがコンディションは上々でベテランらしく隙を突いてトぺコンヒーロで逆襲する。
そのまま一気に攻め込みたいスパイダーだったがKUUKAIも譲らずペースを握らさずスパイダーの腰に集中砲火を浴びせる。
腰のダメージから動きを止められたスパイダーの劣勢が続く苦しい展開だったが粘りの奮闘を見せたが、
大阪プロレスで勲章が欲しいKUUKAIがスパイダーのミサイルキックを自爆させ腰のダメージを深めた上で、流れるようなコンビネーションからのクアトロミラグロス(変形弓矢固め)でKUUKAIが勝利を収めた。

第2試合 天王山2026 1回戦30分1本勝負
○SUZAKU vs 木下亨平×
9:44エゴ・パッケージ
※SUZAKUが天王山2026 2回戦進出
※関西のライトヘビー級戦線を担う活きの良さが売りの両者による公式戦1回戦。
これから続くライバルストーリーを優位に進めるためにも共に負けられない一戦。
ましてやライトヘビー級王者として天王山に挑むSUZAKUとしては余計にここで躓くわけにはいかない。
ゴングと同時に激しい睨み合いから静かな中にも激しく火花を散らす。
互いに一歩も引かないレスリング勝負から木下はSUZAKUの腕に標的を絞る。
しかし王者SUZAKUは持ち前のエアリアル殺法で木下を挑発するがこれで逆に火が点いた次第にラフ攻撃を見せるようになる。
複雑に腕を極める拷問技でSUZAKUを攻め立てるが冷静に反撃のチャンスを伺い火の様なスワンダイブミサイルキックを皮切りに猛反撃に出る。
腹部にダメージを負った木下だが猛攻で勝負を決めにかかり次々と得意技を繰り出すがあくまでも冷静なSUZAKUは木下の隙をついた丸め込みをズバリと決め王者の意地と懐の深さを見せつけた形で勝利を収め危なげなく2回戦進出を決めた。

第3試合 タッグマッチ30分1本勝負
佐野蒼嵐&×水野翔 vs 浅川紫悠○&ゴリアテ
10:21リベリオン→片エビ固め
※VerteXとローグネイションの対抗戦となるタッグマッチ。
今年初めのユニット結成から続く因縁の抗争は前戦新木場大会で1回戦を戦った佐野と水野はローグネイションの奇襲攻撃にも動じず浅川に猛攻を仕掛ける。
しかし老獪なローグネイションはド派手な場外乱闘でVerteXを蹂躙し尽くし一気に形勢逆転。
リングに戻ると今度は巨人ゴリアテの公開リンチが始まる。
ゴリアテも新木場で天王山1回戦敗退の鬱憤を晴らすべく大暴れを見せる。
ラッシングパワー全開で水野に集中砲火を浴びせるが水野はカウンターのドロップキックで佐野に交代すると佐野が躍動、ゴリアテ相手にパワーで渡り合う。
佐野の奮闘で息を吹き返した水野が仕返しとばかりに猛反撃を見せ容赦ない蹴りの連打で活路を拓こうとするが、乱戦になるとローグネイションの狡猾さが冴えわたり、最後は竹刀ショットからのリベリオンで豪快に勝利を奪った。

第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
○ゼウス&ツバサ&えべっさん vs タイガースマスク×&大坂丈一郎×&松山勘十郎
20:01ダブルチョークスラム→ダブル体固め
※ボディガーの直前欠場で急遽ゼウスが出場する豪華6人タッグマッチ。
一方のタイガース、勘十郎、丈一郎の大阪名物トリオはゴージャスなトレインで入場。
なおこの試合の勝者には株式会社ホット様よりご提供の海ごみを再利用したSDGsベルトが授与されることとなった。
ツバサとタイガースがシリアスなレスリング勝負から始まったのだが、ゼウスと丈一郎の展開になると今までの因縁が一気に噴出しアピール合戦に場内大歓声。
丈一郎は肉体的にも精神的にも大ダメージを負う。
そして勘十郎とえべっさんは爆笑対決から勘十郎の眩暈坂に大喝采。
タイガースがローンバトルも丈一郎と勘十郎は客席でヤジを飛ばすだけで助ける気も見えない。
タイガースとゼウスの珍しい打撃合戦からゼウスと勘十郎のハリセン対決に大歓声が起こり、最後はいつものムーブからタイガースと丈一郎の回転地獄車が今日も壮絶に自爆し、久々の勘十郎の金八先生ネタからタイガースと丈一郎のジャンピング土下座with金八先生も通じず万策尽きてしまう。
つきあいきれないとゼウスはタイガースと丈一郎を同時にチョークスラムで切って取り試合を決めた。
勝者ゼウスに株式会社ホット様よりSDGsベルトが贈呈され、このベルトを製作したチビッ子達と記念撮影を行った。

第5試合 天王山2026 1回戦30分1本勝負
○TORU vs TiiiDA×
18:08ドロップキック→体固め
※TORUが天王山2026 2回戦進出
※TiiiDAの大阪プロレス登場以来幾多の遺恨が渦巻く両者による天王山1回戦。
溢れる思いを胸に入場のTiiiDAに対しTORUは純白のオーバーマスクとガウン、コスチュームで入場、これは何を意味するのか?
ゴングと同時にガッチリロックアップし真っ向勝負の出だし。
ロープ際でもクリーンブレイクで離れるフェアプレーぶり。
互いの胸の内を吐き出すかの様な全力ファイトに拍手が起こる。
TiiiDAの三角飛びケブラーダが炸裂すると「俺には今日しかねえんだよ」と叫びリング上にTORUを引き戻し猛攻を掛ける。
対するTORUは強烈なエルボーでTiiiDAをなぎ倒すとネックツイストからTiiiDAのスタミナを奪いにかかる。執拗なネックツイストでTiiiDAの動きを封じると今度はフェイスロックで追い打ちをかける。
TiiiDAもようやく反撃に転じフットスタンプを連打しTORUものたうち回り両者苦しい展開に。ここからは両者の意地が?き出しになりエルボーの応酬からTORUの厳しいエルボーからボディスラム連打でマットに叩きつけTiiiDAに対し「立てコラ!」と叱咤する。
TORUの気持ちに応えたTiiiDAも強烈なエルボーでやり返し、RKOの乱れ撃ち。激しい消耗戦となった末にTiiiDAはコーナー最上段からのダイビングフットスタンプを狙うがTORUは食い下がるがロープに逆さ吊りとなったTORUにダイビングフットスタンプを見舞う荒業を見せる。
再び雄叫びを上げてからのスワントーンボムは寸前でTORUが返し壮絶な自爆。両者フラフラの状況から見舞ったTiiiDAのダイビングボディアタックはTORUが下からドロップキックで迎撃し一進一退の攻防に。
ガッチリチェーンレスリングの攻防からTiiiDAの顔面をドロップキックで射抜きTiiiDAは失神。
そのまま抑え込み辛くも2回戦に駒を進めた。
<試合後>
TORUは地声でTiiiDAに対し「ローグネイション辞めて何を残した?VerteX入って何を残した?
ファンの皆さんや海の向こうの沖縄のファン、そしてこの俺もお前がベルト巻いて結果を残す姿を見たいんや。とっとと結果を残してまたシングルやろうや」と心の底を吐き出して颯爽と去っていった。
TORUが去った後意識を取り戻したTiiiDAは何かを呟きながら退場していった。

第6試合 天王山2026 1回戦30分1本勝負
○松房龍哉 vs タコヤキーダー×
23:46龍蟠虎踞→エビ固め
※松房龍哉が天王山2026 2回戦進出
※奇しくも「王者vs王子」対決となった1回戦最後のカード。
やはり大阪プロレスに上がるレスラーにとって天王山は特別なのか、この試合の両者も気合十分の表情で試合が始まる。
のっけからタコヤキーダーがトぺを見舞おうとするが松房はそれをかわしてタコヤキーダーの首と後頭部を攻めたおす。
奇襲が仇となったタコヤキーダーに対して松房は天王山2連覇に向けて一直線にタコヤキーダーに殺到する。
タコヤキーダーも必死にエルボーで反撃に出るも松房は膝蹴りで止めて我龍天睛を狙うがタコヤキーダーが顔面を蹴り上げ阻止し戦場は場外へ。
場外乱闘で逆転に成功したタコヤキーダーはリング上でも攻め手を止めず猛攻を見せ先ほどの倍返しで、半狂乱で松房の胸板にチョップを叩き込む。
松房の顔面を足蹴にして挑発してから「舐めるなボケ!」と声を張り上げて強烈な逆片エビ固めに捕える。
なんとかエスケープした松房だが今度は腰にダメージを負う。しかし2連覇に意欲を見せる松房は機転を利かせてタコヤキーダーを場外に落とすと三角飛びプランチャで追撃、勝負を五分に戻す。
松房の滞空時間の長いダイビングクロスボディをきっかけに松房のスピードが倍増、フライングフォーアームでタコヤキーダーなぎ倒すがタコヤキーダーは一歩も引かず決死のトぺスイシーダで勝負に出る。
一撃必殺を見事に決め一気に仕留めにかかるタコヤキーダーだが攻め手が尽きたか一瞬動きが止まった瞬間に松房の反撃を許してしまう。
その隙をついた松房がどどんから我龍天睛を鮮やかに決め、「GoobBye」と叫んで渾身の龍牙を決め、三角締めは辛うじてロープエスケープに。
続いて突き上げる龍牙の連打で仕留めにかかるが3発目を受け止めたタコヤキーダーは執念の張り手で阻止、逆打ちはカウント2もダイビングエルボードロップもカウント2。
20分を超えた死闘はタコヤキボトムから最後は雪崩式のタコヤキボトムを逆に雪崩式アームドラッグに返した松房が走り込んでの龍牙から龍飛鳳舞、龍蟠虎距の必殺フルコースで辛くも2回戦進出最後の枠をゲットした。
<試合後>
松房はタコヤキーダーに対してリスペクトのエールを送った後、「そして2回戦に進んだ全員に告ぐ、この団体のど真ん中にいるのは俺、松房龍哉や。俺が2連覇取ったるからな」とぶちあげて熱闘続きの大会を締めた。

