11月24日(日)アゼリア大正ホール
「大阪プロレスSAMURAI2024」
観衆334人(超満員札止め)
第1試合 シングルマッチ20分1本勝負
×アルティメット・スパイダーJr vs クワイエット・ストーム○
10:07クロズライン・フロム・ニューヨーク→片エビ固め
※Rogue nationを追放されて一匹狼となったストームと復帰したばかりのスパイダーによる両者とも仕切り直しの一戦から開幕。
ストームは猛烈なパワーで、スパイダーは持ち前のトリッキーさと立体的な動きで激しくやりあい好勝負となる。
しかし、吹っ切れたストームの猛パワーは勢いを増し、最後は自慢の剛腕でスパイダーを仕留めた。
試合後スパイダーの健闘を称え握手を交わしたストームにRogue nationが総出で乱入し、ストームを襲撃し公開処刑。
TORUが改めてストームへの決別を宣言するも場内は大ブーイングに包まれた。
第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ボディガー&○大坂丈一郎 vs えべっさん×&救世忍者乱丸
10:01敦盛→片エビ固め
※入場時にフルコーラスのボディガーリサイタルから盛り上がり、試合前のやりとりから場内は大爆笑に包まれる。
個性派揃いとあって丁々発止のやりとりから乱丸の忍法が炸裂しまくる。
しかしボディガーが力づくで突破し、二人まとめて大暴れで無双状態に入り、ロープを揺さぶり場内にアピールしている隙を突いてリングインした丈一郎が必殺技を決め、勝利をかすめ取った。
試合後マイクを握った丈一郎がエクスカリバーでの大阪名物世界一戦に向けて怪気炎を上げた。
第3試合 タッグマッチ30分1本勝負
○松房龍哉&タコヤキーダー vs SUZAKU&佐野蒼嵐×
15:22龍飛鳳舞→片エビ固め
※先月松房からフォール奪取というこれ以上ない衝撃のデビューを飾ったSUZAKUとのライトヘビー戦王座戦が正式決定した王者松房は入場からSUZAKUに対して意識しまくる。
SUZAKUも松房に標的を定め、容赦ない攻めを見せる。
佐野も負傷も癒え、気合十分で躍動するが、キャリアで勝るタコヤキーダーが状況を冷静に見極めたアシストで松房の窮地を救う。
タコヤキーダーがトぺでSUZAKUを場外で食い止めている間に松房が得意技を決めて勝利。
試合後マイクを握った王者松房は改めてSUZAKUとのタイトルマッチに勝利し王者として防衛ロードを続けることを宣言した。
第4試合 タッグマッチ30分1本勝負
○スペル・デルフィン&ビリーケン・キッド vs ツバサ&くいしんぼう仮面×
10:47スイングDDT→デルフィンクラッチ
※大阪プロレス初期メンバーによる懐かしくも珍しい組み合わせ。
ビリーが陽気なキャラ全開で暴走!
デルフィンとのチームワークもチグハグで誤爆しまくり、いじけて帰ろうとする珍プレーも。
好機と見たツバサとくいしんぼうも負けじとチグハグの連携で場内はカオスな展開に。
最後は創始者デルフィンの王道決まり手で大団円のフィナーレ。
第5試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
ゼウス&×入江茂弘&タイガースマスク vs TORU&浅川紫悠○&大瀬良泰貴
20:15ホワイトナックルライド→片エビ固め
※大阪プロレス正規軍とRogue nationによる全面対決且つゼウスとTORUの大阪プロレス選手権前哨戦。
タイトル戦まで待ったなしの両者からスタートし、序盤こそ正攻法でのせめぎあいだったが会場全体を使ったド派手な場外乱闘から荒れた展開に。
その後は全員が激しく入り乱れる熾烈な総力戦となる中でもゼウスとTORUは意識しまくり水平チョップとエルボーを激しく交錯させる。
攻守がめまぐるしく入れ替わる大混戦の中、最後は大瀬良の椅子攻撃から浅川の必殺技が決まり熱戦に終止符。
<試合後>
ダメージから横たわる入江を足蹴にしながら浅川がエクスカリバーでタッグ王座戦だけ決まってないことを持ち出し、入江を挑発。
そこにストームが登場し、入江を救出。
Rogue nationへの恨みを吐き出すと、浅川は逆手にとって入江とストームでタッグベルトに挑戦して来いと挑発。
ストームと入江はガッチリ握手交わし、力を合わせてRogue nation討伐をアピール。
その足掛かりとしてタッグ王座挑戦を高らかにアピールした。