9月8日(日)アゼリア大正ホール
株式会社上町建物管理Presents「天王山2024」開幕戦1回戦
観衆345人(超満員札止め)
第1試合 シングルマッチ20分1本勝負
×大坂丈一郎 vs 菊池悠斗○
第1試合 天王山2024 一回戦30分1本勝負
○佐野蒼嵐 vs クワイエット・ストーム×
9:37スピアー→エビ固め
※佐野蒼嵐が天王山2024二回戦進出。
※王座陥落し仕切り直しとなった前王者ストームは、新鋭佐野との天王山に挑む。
ローグの盟友浅川を引き連れて入場するが、予想外にクリーンファイトで佐野と相対する。
佐野も必死に正面突破を試み猛攻を掛けるが、ストームも呼応し正攻法で迎え撃つ。
途中何度か浅川が介入を試みるも、ストームは不要と拒否し、クリーンファイトを続ける。
それでも場外からなにかとちょっかいを出す浅川がエプロンに上がった所に痛恨の同士討ちをしてしまい、その隙を突いた佐野のスピアーがズバリと決まり殊勲の2回戦進出を果たした。
試合後ストームと浅川が言い争いを繰り広げ、不協和音が気になる結果となった。
第2試合 3WAYマッチ30分1本勝負
入江茂弘 vs ×ザ・ボディガー vs ○浅川紫悠
10:03スクールボーイ
※各々の思惑が複雑に絡み合った3WAYマッチは天王山制覇に気合十分の入江が大暴れ。
二人まとめて戦うなど勢いを見せたが、実力者揃いの為突き抜けるまでには至らない。
攻守が目まぐるしく変わる中、浅川がレフェリーの目を盗んで急所撃ちからに丸め込みで勝利をかすめ取った。
第3試合 天王山2024 一回戦30分1本勝負
ゼウス vs 大坂丈一郎
6:11ジャックハマー→片エビ固め
※ゼウスが天王山2024二回戦進出。
※GWからイベント試合で抗争を繰り広げてきた両者が遂に天王山の公式戦で相まみえる。
コミカルを封印しての奇襲から猛攻をかける丈一郎の執念の炎は激しく燃え上がる。
しかし数々の無礼に怒り心頭のゼウスは容赦ない猛攻で反撃に転じる。
両者による真っ向勝負とみせかけて、フェイントジャンピング土下座という変化球をもってしてもゼウスの牙城は厚く、最後はジャックハマーで丈一郎の野望を粉々に打ち砕いた。
第4試合 天王山2024 一回戦30分1本勝負
○タイガースマスク vs 菊池悠斗×
21:23リングアウト
※タイガースマスクが天王山2024二回戦進出。
※バックステージで入場待ちをするタイガースの背後から椅子で滅多打ちにする非道ぶりで現れた菊池に大ブーイング。
試合が始まってもグロッキーのタイガースを足蹴にしたり、サミングしたりと傍若無人ぶりを発揮する。
観客を罵りながら余裕綽々で試合を進める菊池は場外の入場ゲートにタイガースをテープで括り付ける非道ぶりを見せる。
なんとかカウント19で生還し、観客の声援を得て反撃に転じるタイガースは得意の蹴りや必殺フルコースで怒涛の反撃に出る。
ならばと菊池は場外で椅子の山を築きその上にゴリーボムで叩きつけてのリングアウト勝ちを狙う。
しかし百戦錬磨のタイガースは体勢を翻し逆に椅子山の上に投げっぱなしジャーマンで菊池に大ダメージを与えることに成功、辛くもリングアウト勝ちを収めた。
第5試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
ツバサ&松房龍哉&×えべっさん vs ビリーケン・キッド○&くいしんぼう仮面&タコヤキーダー
9:48コウモリ吊り落とし→片エビ固め
※凄惨な試合から一転、華やかで賑やかな一戦はくいえべワールド全開で笑顔の絶えない楽しい展開に。
数々の伝統芸から最後はビリーのコウモリ吊り落としで終止符を打った。
第6試合 天王山2024 一回戦30分1本勝負
○TORU vs HUB×
16:13垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
※TORUが天王山2024二回戦進出。
※開幕戦の最終試合は過去に激戦を繰り広げてきた両雄による公式戦。
天王山に並々ならぬ思い入れを持つHUBのトぺ奇襲で始まり、TORUはローグ・ネイションとしてのTORUを見せつけるべく反則三昧で攻め立てる。
HUBの後頭部をことあるごとに攻め立てるTORUに対してHUBはアンクル狙いで応戦する。
次第に両者とも熱を帯びてTORUはいつしか素のTORUとして真っ向勝負で渡り合う。
因縁のエルボー合戦から互いにヒートアップして意地と意地、技と技のぶつかり合いに館内も大歓声。
HUBのペディグリーとみせてのカナディアンデストロイヤーから猛毒波布空爆を耐え抜いたTORU。
逆に垂直落下式ブレーンバスター2連発でHUBからシングル初勝利を飾り、2回戦進出を果たした。
《試合後》
マイクを握ったTORUは深々と礼をしてHUBへの謝意を表し、改めて天王山優勝を宣言。
2回戦でのゼウスとの試合を真っ向勝負で戦うと誓った。