7月20日(土)13:00開始
アゼリア大正ホール
「大阪プロレス 大阪夏の陣2024」
観衆300人(超満員札止め)
第1試合 シングルマッチ20分1本勝負
○TORU vs 佐野蒼嵐×
9:25シャイニング・ウィザード→片エビ固め
※佐野にとっては試練の2連戦となるTORUとの一騎打ちから開幕。
序盤こそレスリング勝負で渡り合うが、TORUは徐々に本性を現し佐野の闘志を嘲笑うかのようにのらりくらり戦法に切り替える。
場外でのエプロン幕を使っての打撃や汚水攻撃などで佐野はずぶ濡れになる。
佐野も珍しいコブラツイストやカウンターのスピアーなど魂の反撃で見せ場を作ったがTORUはレフェリーを盾にして阻止する。
一瞬浮足立った佐野の隙を突いてレフェリーを使って閃光魔術を決めて丸め込み技アリ勝利。

第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
○ザ・ボディガー&大坂丈一郎 vs くいしんぼう仮面×&えべっさん×
9:05ダブルライジングドラゴン
※くいしんぼうがまさかの奇襲からケブラーダで短期決着を狙ったかに思われたが、リングに戻ると平常運航に。
いきなりエンジン全開で大技をだしたせいか、くいしんぼうは電池切れ寸前に意気消沈。相手チームにやられる一方となる。
息を吹き返してえべっさんが挽回しくいしんぼうとの二人がかりで逆襲に転じるも仁王立ちのボディガーには歯が立たない。
最後はボディガーが2人まとめてラリアットでなぎ倒しまとめてライジングドラゴンでねじ切った。

第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
ビリーケン・キッド&○ツバサ&後藤哲也 vs タイガースマスク×&HUB&アルティメット・スパイダーJr
14:43片エビ固め
※翌日のタッグ王座戦前哨戦となった一戦は戦前のSNSでの予告通りタイガースがツバサを意識しまくり、先発を巡って互いに精神的な駆け引きを見せる緊迫した雰囲気に。
また永遠のライバルであるHUBとビリーは正攻法で裏の読み合いをするハイレベルな技の応酬で沸かせる。
挑発してきたタイガースに標的を定めた王者チームが猛攻でタイガースに攻め込むも百戦錬磨のタイガースは受けきった上で反撃に出る。
タイガースが容赦ない蹴りの連打でツバサを追い込むといつも冷静なツバサが珍しく感情剥き出しで反撃する珍しい展開に。
粘るタイガースに対して非情な蹴りを見舞ったツバサがドラゴンスリーパーから強引に丸め込んで激しい前哨戦を制した。
試合後息を吹き返したタイガースがツバサに襲い掛かり明日のタイトルマッチがますます風雲急を告げるエンディングとなった。

第4試合 タッグマッチ30分1本勝負
×ゼウス&入江茂弘 vs クワイエット・ストーム○&ゴリアテ
12:46クロズライン・フロム・ニューヨーク→片エビ固め
※ヘビー級揃いのド迫力バトルはローグ軍の奇襲から始まる荒れた展開の中、8月での王座戦の前哨戦となるストームとゼウスが激しくぶつかり合う。
王座奪回を目論むゼウスが勢いで王者に肉薄し、入江の助太刀も得て猛攻を掛ける。
リング上や場外での激しい大激戦を繰り広げ、4者入り乱れた局地戦となる中、レフリーをゼウスにぶつけて無法地帯になったリング上で二人がかりでゼウスを血祭にあげる。
圧倒的不利な状況でもゼウスは耐えたがストームの剛腕に沈んでしまい王座奪回に暗雲が立ち込めた。
試合後リング上を占拠したRogue nationは大阪プロレス制圧を改めて宣言し、交通事故にて長期欠場中だった浅川紫悠を呼び込み、8月24日からの復帰を高らかに宣言した。

第5試合 大阪ライトヘビー級選手権試合 時間無制限1本勝負
<王者>○松房龍哉 vs タコヤキーダー×<挑戦者>
24:31龍蟠虎踞→片エビ固め
※松房龍哉が4度目の防衛に成功。
※試合開始から激しいエルボー合戦で火花を散らしあい、王者はグラウンドでタコヤキの動きを止めにかかる。
王者が順調にペースを握るがタコヤキは場外で断崖式のタコヤキボトムで形勢逆転に成功する。
背中を痛めてしまった松房は苦しい展開が続くも、目は死なず反撃のチャンスを伺い絶え凌ぐ。
ダブルダウンが頻発する激しい消耗戦の中、タコヤキが決死のトぺで活路を開こうとするも松房も執念で盛り返す。
互いに気力だけのエルボーや頭突き合戦の末王者の必殺技2連打で激闘に終止符を打った。
