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5月26日(日)アゼリア大正ホール

「コスメフェリーチェ株式会社Presents 第3回 大阪ライトヘビー級トーナメント 準決勝 優勝決定戦」

観衆300人(超満員札止め)

第1試合 大阪ライトヘビー級トーナメント準決勝戦 30分1本勝負

○タコヤキーダー vs ビリーケン・キッド×

13:52逆打ち→十字固め

※タコヤキーダーがトーナメント決勝戦進出。

※前日の1回戦で不本意な勝利でフラストレーションが溜まるビリーと師匠超えで勢いに乗るタコヤキーダーによる準決勝から開幕。

立て続けに先輩超えを狙うタコヤキが試合開始から猛攻をかけてトぺを敢行し気合十分。

しかしビリーもエプロン上での断崖式コウモリ吊り落としや雪崩式コウモリ吊り落としなど強烈な技で対抗しタコヤキのピンチが続く。

タコヤキも自らを奮い立たせて立ち上がりビリーの猛攻にもことごとくカウント2.9で返す意地を見せる。

最後はコウモリ吊り落とし連打で仕留めにかかったビリーの一瞬の隙をついてタコヤキが逆打ちで取逆転勝利し、決勝進出を決めた。

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第2試合 大阪ライトヘビー級トーナメント準決勝戦 30分1本勝負

○大瀬良泰貴 vs アルティメット・スパイダーJr×

9:40変形クロスフェースロック

※大瀬良泰貴がトーナメント決勝戦進出。

※相棒タコヤキーダーの決勝進出に触発されたスパイダーが悲願のタコスパによる決勝戦を実現すべく気合のリングイン。

しかし大瀬良はローグ・ネイションのストームを引き連れふてぶてしく入場。

スパイダーの闘志をはぐらかす。

正攻法で戦うスパイダーに対して大瀬良はのらりくらり戦法でペースを譲らない。

姑息な反則技や場外での椅子攻撃などでスパイダーをいたぶるがスパイダーは負けじと反撃し、場外に落ちた大瀬良にトぺコンを狙ったところをストームが介入し飛ぶことができない。

ストームに気を取られている間に背後から大瀬良がスパイダーを捕えてバック急所蹴りから腕と肩を決めた状態でのクロスフェースロックがガッチリ決まりスパイダーは無念のギブアップ。

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第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負

タイガースマスク&ツバサ&×くいしんぼう仮面 vs ザ・ボディガー&えべっさん○&ARASHI

12:35通行止めスリーパーホールド

※これぞ大阪ごちゃ混ぜ文化を体現した大阪プロレスらしい華やかで賑やかで楽しい試合。

ツバサとARASHIの華麗なるルチャリブレ対決やタイガースとえべっさんの問答対決などに拍手と笑いが絶えない。

ボディガーの猛パワーに及び腰だったくいしんぼうだが得意のムーブで対抗する。

ARASHIに続いて場外空中弾を狙ったくいしんぼうの背後から忍び寄ったえべっさんがスリーパーホールドで絞め落とした。

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第4試合 3WAYマッチ30分1本勝負

菊池悠斗 vs ○クワイエット・ストーム vs 入江茂弘×

9:10クロズライン・フロム・ニューヨーク→片エビ固め

※珍しい顔合わせによる3WAYマッチは戦前の予想を裏切る攻守がめまぐるしく変わる白熱の好勝負に。

それぞれの持ち味を大いに発揮した技の高度な駆け引きが繰り出される中、菊池が入江の背後から椅子で叩きのめし棒立ちになった所をストームが剛腕を叩き込み、前日の雪辱を果たした。

マイクを握ったストームは入江の前日の挑戦表明に対し、TTホール大会でこれを受けることをアピールし、両者によるタイトルマッチが決定した。

またその後にマイクを持った菊池がヒールとしてローグ・ネイションと共闘していくことを宣言しブーイングを浴びながら引き上げていった。

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第5試合 6人タッグマッチ30分1本勝負

ゼウス&松房龍哉&×大坂丈一郎 vs 桜島なおき○&野崎広大&佐野蒼嵐

19:16ジャーマン・スープレックス・ホールド

※九州勢と大阪勢による肉厚な一戦は戦前からゼウスと丈一郎が小競り合いしている中、九州勢は大暴れ。

集中砲火を浴びた丈一郎は命乞いをするほど攻め込まれる。

しかし桜島が過去の記憶を呼び起こし、懐かしのムーブをきっかけに館内全体を使ったド派手な場外乱闘に。

その後も6人が激しくぶつかり合い次第に熱を帯びてヒートアップしていくが丈一郎と佐野がロープ際の攻防から展開がガラリと変わり、桜島の呼び込みにより野崎も大阪の洗礼を浴びる。

完全にペースに引き込み、チャンスと見た丈一郎がゼウスにフライング土下座してまで試みた回転地獄車は壮絶な失敗に終わり、呆然自失の丈一郎に桜島の鮮やかな人間橋が炸裂し終止符。

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第6試合 大阪ライトヘビー級トーナメント優勝決定戦 時間無制限1本勝負

×タコヤキーダー vs 大瀬良泰貴○

23:46トラキア→片エビ固め

※第3回 大阪ライトヘビー級トーナメント優勝は大瀬良泰貴

※大瀬良泰貴が大阪ライトヘビー級選手権の挑戦権を獲得。

※序盤こそクリーンファイトで優勝の栄誉に向けて互いのテクニックをぶつけ合う。

しかしタコヤキーダーのトぺを椅子で迎撃してから大瀬良は場外乱闘でタコヤキーダーをいたぶりペースを握る。

そこからはタコヤキーダーの苦しい防戦が続くが、闘志までは消え失せず、トぺを成功させてからは反撃に転じる。

場内の大「王子」コールに後押しされて一撃必殺からタコヤキボトムで優勢にたって追撃を狙ったが大瀬良はレフェリーを巻き込んで回避。

無法状態となったリング上でタコヤキーダーの脳天に椅子をフルスイング。

ストームが椅子の山を築き、その上に雪崩式ブレーンバスターを狙ったが、耐えたタコヤキが雪崩式タコヤキボトムで反撃。

そこからはタコヤキーダーがソバット、ダイビングエルボーで必勝パターンに持ち込み逆打ちを狙った所を大瀬良はギリギリで回避する。

大瀬良はクロスフェースロック、ジャーマン2連発から温存していた必殺トラキアで優勝を栄冠を手にした。

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《試合後》

次回6月23日TTホールで松房の持つライトヘビー級王座への挑戦権をゲットしてローグ・ネイションのタイトル総取りを宣言。

王者松房を呼び込み早速挑発。

松房は反則を織り交ぜて勝ち上がった大瀬良に不快感を表し成敗を宣言。

早速激しい舌戦を繰り広げ今年のライトヘビー級トーナメントは幕を閉じた。

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