9月24日(日)13:00開始 アゼリア大正ホール
大阪プロレス「出陣」
観衆300人(超満員札止め)
※オープニング
7月の大会で鼻骨骨折して欠場していたゼウスがリング上に上がり復帰の挨拶をしていたところにローグネイションのTORUと浅川が乱入してゼウスを挑発し館内はブーイングの嵐。
せっかくの場を台無しにされたゼウスは怒りの表情で出来立ての新ユニットだが一発でぶっ潰すと高らかに宣言すると場内は歓声で包まれた。
第1試合 シングルマッチ20分1本勝負
○松房龍哉 vs 佐野蒼嵐×
8:23我龍天睛→片エビ固め
※若さ溢れるエネルギッシュな一戦で開幕。活きの良い両者のレスリング勝負に館内の期待値も上がる。
松房が余裕を持った試合運びで効果的にヒザを出し、徐々にペースを掴むと佐野も必死の反撃を見せるが松房は一気に畳みかけ勝利。
第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
×ビリーケン・キッド&ザ・ボディガー vs 三原一晃○&HUB
11:51エビルベアーボム→片エビ固め
※珍しい組み合わせの一戦はスピードとパワーがかみ合った白熱の好勝負に。
三原とボディガーがド迫力のぶつかり合いを、長年のライバル関係であるHUBとビリーがスピーディなバトルで歓声を浴びる。
中でも三原の暴れっぷりは凄まじく次々と猛烈なパワーで大暴れ。ビリーも丸め込みなどのテクニックで応戦するが三原のラッシュは止められず。
最後は必殺技でビリーを粉砕し、天王山一回戦でぶつかるビリー相手に宣戦布告、天王山優勝を誰よりもいち早くアピールした。
第3試合 3WAYマッチ30分1本勝負
×くいしんぼう仮面 vs ○えべっさん vs ×大坂丈一郎
8:13リバーススプラッシュ→片エビ固め
※入場時恒例の観客に戴いたお賽銭をリング上にぶちまけてしまいテンションダダ下がりのえべっさんと、3人の入場がそれぞれ長いから同時入場しようと言い出すくいしんぼう。
長い自己紹介タイムに業を煮やしたレフリーに怒られて渋々試合を始める3人。次々と楽しい展開が繰り出される中くいしんぼうのケブラーダと雪崩式フランケンで一気に決めようとするが上半身のコスチュームを脱いで闘志を燃やしたえべっさんが大暴れし二人まとめて圧殺し勝利を奪った。
第4試合 ゼウス復帰戦 タッグマッチ30分1本勝負
○ゼウス&タイガースマスク vs TORU&浅川紫悠×
14:43凶器使用→反則
※鼻骨骨折から2か月ぶりの復帰戦となったゼウスが入場しコーナー上でポーズをとってる間に颯爽と入ってきてローグネイションの奇襲からスタート。
いきなりの場外乱闘で椅子やエプロン幕、BOXを使った凶器攻撃のオンパレードでゼウスと観客を逆撫でする。
ゼウスも怒りの表情でえげつない逆水平チョップで逆襲するもタイガースの痛めているヒザを攻めて動きを止める。
早期壊滅を狙うゼウスも必死の反撃に移るがその気持ちを踏みにじるように試合権利の無い浅川がレフリーの見てる前で椅子攻撃を見せ反則負けとなった。
試合後も椅子攻撃を止めずゼウスをKOしマイクを持ったTORUが天王山に発表されているXはローグネイションの新メンバーであることを明かして去っていった。
第5試合 大阪プロレスタッグ選手権試合時間無制限1本勝負
<チャンピオンチーム>アルティメット・スパイダーJr&○タコヤキーダー
vs ツバサ&ブラックバファロー×<チャレンジャーチーム>
20:23エビ固め(バックドロップを切り返す)
※44代王者組が2度目の防衛に成功。
※前戦の経緯から王者が指名する形で決まったタッグ王座戦。互いに火花がバチバチスパークし乱闘から始まる荒れた展開に。
共に名タッグチームだけに得意の連携があるがそれを出させない高度な駆け引きが展開される中、場外での荒れた展開ではやはりインフィニティが有利。
タコヤキに狙いを定め左足を攻め続けるインフィニティだがタコヤキが自力でスパイダーにスイッチした後は共に死力を尽くした熱戦に。
両チームの得意な連携プレーが続々と出始めると場内大興奮。
勝負を狙ったスパイダーのトルネードプレスを自爆させ逆に勝利を確信したインフィニティがバファのラリアット乱れ撃ちから必殺バックドロップを一瞬の切り返しで見事タコヤキが逆転勝利。
王者組が薄氷防衛を果たした。