7月17日(月祝)13:00開始 アゼリア大正ホール
大阪プロレス「大阪夏の陣」
観衆300人(超満員札止め)
第1試合 シングルマッチ20分1本勝負
◯ブラックバファロー vs 後藤哲也×
10:02ラリアット→片エビ固め
※少年時代に憧れた大阪プロレスマット待望初参戦となった後藤は緊張の面持ち。
がむしゃらにバファローに攻め込むが手厳しい攻めに苦戦が続く。
後藤も今までの経験を培った技で反撃に出るが腰のダメージから単発で終わる。
最後はバファローの必殺フルコースで粘る後藤を仕留めた。
第2試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
タコヤキーダー&菊池悠斗&×佐野蒼嵐 vs ツバサ&ARASHI◯&松房龍哉
12:22メキシカン・ストレッチ
※充実のライトヘビー級勢によるハイスピードバトル。
佐野とARASHI、菊池と松房がライバル意識全開で激しくやりあう。
中でも先日の八尾大会で復帰した松房が欠場中のフラストレーションを晴らすべく躍動する。
菊池とタコヤキの場外弾2重奏を皮切りに目まぐるしい展開に館内の興奮は最高潮になり歓声が鳴りやまない中、佐野が初勝利を目指しARASHIに技を叩き込むも、最後はARASHIが奥の手を出し逆転勝利。
試合後マイクを持ったARASHIはもっと強くなるために9月から再びメキシコへ武者修行に出る事を超満員の観客に宣言した。
すると佐野が「自分の初勝利はARASHIから取ると決めている。このままメキシコには行かせない。メキシコに行く前にもう一度俺とシングルをやれ」と宣戦布告。
ARASHIも向き合い激しい睨み合いで応じ、次回8月20日アゼリア大会での両者の一騎打ちが決定した。
第3試合 株式会社田中熊 Presents 大阪名物世界一選手権試合 大阪式4WAYマッチ 時間無制限勝負
<大阪名物世界一>◯くいしんぼう仮面 vs 大坂丈一郎× vs 大阪万博マシーン× vs えべっさん×
7:22×大阪万博マシーン
7:26×大阪万博マシーン(2度目の退場)
9:51×えべっさん
12:21×大坂丈一郎(ムーンサルトアタック→片エビ固め)
※くいしんぼう仮面が防衛に成功。
※負け抜け式4WAYマッチによる大阪名物世界一戦はスポンサーからの金一封がでるとアナウンスされテンションアガりまくりの4選手。
マシーンが万博七拍子を駆使して他の選手を翻弄する。しかし度重なる丈一郎の裏切りによりマシーンが退場者第一号となるも勢いで2度も負けを喫してしまう。
まんまと騙せた丈一郎が勢いに乗りえべっさんを雪崩式神輿や無いねんからと思わせてえべっさんの背後から忍び寄り不意打ちのバックドロップが鮮やかに決まりえべっさんも退場になる。
最後はくいしんぼうとの一騎打ちから勢いに乗る丈一郎が敦盛を仕掛けるも、すんででかわしたくいしんぼうがムーンサルトアタックで丈一郎を仕留め大阪名物世界一の称号を守り切った。
第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
×ゼウス&三原一晃&入江茂弘 vs クワイエット・ストーム◯&TORU&ザ・ボディガー
13:54クロズライン・フロム・ニューヨーク→片エビ固め
※リングを大きく揺らすヘビー級バトル。
次期挑戦者ストームと王者ゼウスが互いを意識しあい猛獣の様に激しくぶつかり合う。
チョップ合戦も力比べもがっぷり四つの互角。場外でも所狭しと激しく闘志をぶつけ合う。欧州帰りの入江も絶好調で猛ハッスル。
肉体改造に成功したボディガーも獅子奮迅の活躍でストームを盛り立てる。
最後もゼウスとストームが激しくやりあい、打ち勝ったストームが剛腕をゼウスに叩き込み力でねじ伏せた。
試合後、チャンピオンベルトを奪いマイクを握ったストームが、8月20日アゼリアでの王座奪取を皮切りに大阪プロレスに新時代の革命を起こすと高らかにアピールした。
第5試合 大阪ライトヘビー級選手権試合 時間無制限1本勝負
<王者>◯タイガースマスク vs アルティメット・スパイダーJr×<挑戦者>
26:29コブラクラッチ→レフェリーストップ
※初代王者が4度目の防衛に成功。
※今年のライトヘビー級トーナメント覇者、スパイダーが王者タイガースに挑むライトヘビー級タイトルマッチ。
タイガースの鋭利なエルボーを口火に激しい打撃戦から挑戦者が場外乱闘を仕掛けペースを握る。
タイガースもスパイダーの顔面を何度もエプロンに叩きつけるなどなりふり構わず反撃し形勢逆転。
その後はタイガースが得意の蹴り技で攻め込むもスパイダーはカウント1で返す意地を見せる。
ならばとスパイダーはエプロン上のタイガースにミサイルキックを浴びせる荒業で反撃する。
場外カウントアウト寸前でリングに生還した王者にスパイダーが遮二無二に襲い掛かるも王者の闘志を消すまでは至らず渾身のトルネードプレスを自爆させ大ダメージを負ったスパイダーにコブラクラッチを執念で締め上げ薄氷防衛に成功した。
試合後、マイクを持った王者がスパイダーの健闘を称え、「試合には勝ったが勝負には負けたかもしれない。お前が締めろ」とマイクをスパイダーに託す。
スパイダーは涙ながらに応援してくれたお客さんと受け止めてくれた王者への謝辞を伝える魂のマイクで感動的なエンディングとなった。