4月29日(土祝)13:00開始 アゼリア大正ホール
「大阪プロレス24周年記念大会」
観衆300人(超満員札止め)
第1試合 シングルマッチ20分1本勝負
◯桜島なおき vs 佐野蒼嵐×
8:15逆エビ固め
※かつて大阪プロレスでデビューした桜島が周年大会のオープニングに登場し、新人佐野に胸を貸す。道場仕込みの基本に忠実なレスリングで渡り合った後は佐野が積極果敢に攻めるが、桜島が全てをしっかり受け止めた上で新人殺しの逆エビをリング中央でガッチリ決めて大阪プロレスの歴史の重みを知らしめた。
第2試合 シングルマッチ30分1本勝負
◯ツバサ vs ARASHI×
10:30メキシカンクラッチ
※大阪城プロレスで参戦直訴したARASHIが本戦初登場。奇しくも新旧ルチャ対決となり純度の高いルチャに両者生き生きと動き回る。ARASHIはキャリアで勝るツバサに対して物怖じせず自らの技を叩き込んだが、ツバサは珍しい力業からクルッと丸め込み勝利。
第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
◯GAINA&ザ・ボディガー&ブラックバファロー
vs アルティメット・スパイダーJr×&タコヤキーダー&クワイエット・ストーム
17:13ラストライド→体固め
※5/21TTホール大会のタッグ王座前哨戦。GAINAの牙城を崩そうとタコスパは連携プレーを駆使して活路を開こうとするが、GAINAは味方の援護射撃を受けて益々手がつけられない大暴れを見せる。最後は強烈な鳴門海峡からラストライドでスパイダーを返り討ちに。GAINAは「潰す気で来い!俺を超えてみせろ!」とタイトル戦への檄をタコスパに飛ばす充実ぶりを見せた。
第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
スペル・デルフィン&ペロ&◯くいしんぼう仮面 vs 救世忍者乱丸&えべっさん&大坂丈一郎×
12:09関空トルネード→片エビ固め
※大阪プロレス24年の歴史が詰まった一戦。創始者デルフィン久々参戦で懐かしいデルフィン軍団再結成。乱丸組もあの手この手で揺さぶりを掛けるが、デルフィン軍団の必勝パターンから、久々となるくいしんぼう仮面の関空トルネードで記念大会に華を添えた。
第5試合 6人タッグマッチ60分1本勝負
×ゼウス&タイガースマスク&ビリーケン・キッド vs TORU◯&菊池悠斗&三原一晃
23:03垂直落下式ブレーンバスター→エビ固め
※5/21TTホール大会で決定している大阪プロレス選手権と大阪ライトヘビー級選手権のダブル前哨戦は互いの思惑と意地が激しくスパーク。ゼウスとTORUが激しい打撃戦を、タイガースと菊池はスピーディなつばぜり合いでヒートアップし試合は会場全体を使うド派手な場外乱闘へ。ことごとく王者に仕掛けるTORUと菊池にゼウスとタイガースは苦戦する。しかし、怒りの反撃に出たゼウスがチョークスラムを出した時にリバースフランケンで投げ返し、リズムが狂った所をTORUが自らの得意技を矢継ぎ早に出して最後は垂直落下式ブレーンバスターが鮮やかに決まり、ゼウス体制になって初めてゼウスが敗れる大波乱のエンディングとなった。